特別研究事業 第3回国際検討会を開催します!(オンライン参加の申し込みこちらから)

「古代東アジアの海洋信仰と宗像・沖ノ島」

「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会では、2018年から、古代東アジアにおける航海や交流、そして祭祀の実像についての特別研究事業を、関連する分野の専門家とともに行っています。

今回の国際検討会では、宗像・沖ノ島で古代祭祀が行われた4世紀から9世紀を中心とした時期に東アジアではどのような海洋信仰があったのか、またその実践としてどのような祭祀が行われたのか、各地域の様相を探り、宗像・沖ノ島における信仰と祭祀の特質を考えます。

3月21日(月・祝) (報告時間は質疑を含む。外国語報告は逐次通訳付。途中休憩あり)
13:00~13:15 開会行事・趣旨説明
13:15~14:25 報告1「日本の神々と海」
ファビオ・ランベッリ(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)
14:35~15:45 報告2「古代中国における航海と信仰」
姜波(中国・山東大学)
15:55~16:45 報告3「日本近世の航海信仰からみた古代の持衰」
山内晋次(神戸女子大学)

3月22日(火)
9:30~10:20 報告4「壱岐・対馬の海洋信仰と大和政権」
堀江潔(佐世保工業高等専門学校)
10:20~11:10 報告5「古代瀬戸内海の島々と祭祀遺跡」
妹尾周三(廿日市市教育委員会)
11:20~12:10 報告6「古代能登の境界性から見た寺家遺跡と気多神社」
中野知幸(羽咋市教育委員会)

13:15~16:30 討論「古代東アジアの海洋信仰と宗像・沖ノ島」

議長:佐藤信(東京大学名誉教授)、溝口孝司(九州大学)
討論参加者:秋道智彌(総合地球環境学研究所名誉教授)、
 笹生衛(國學院大学)、高田貫太(国立歴史民俗博物館)、
 田中史生(早稲田大学)、禹在柄(韓国・忠南大学校) ほか

チラシ

オンライン参加申し込み(登録)方法

本検討会は、ウェブ会議システム(Zoomウェビナー)を使用して、一般にも公開します(各報告・討論は専門家・研究者向けの内容となり、一般向けに分かりやすく講演を行うものではありません)。
参加を希望される場合は、下記の「申し込みフォーム」からメールアドレスを登録ください。
3月18日(金)以降、順次、参加用URLをお知らせしますので、当日そちらから参加ください。
(参加・視聴は無料ですが、必要な端末やインターネット環境等は各自でご準備ください。なお、録画、録音、撮影保存は固くお断りします。)