世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島関連遺産群 公開講座を開催します!
2019年06月14日
本遺産群の世界遺産登録に向け、国内外の考古学、歴史学、民俗学、文化人類学など各分野を代表する専門家により多くの調査研究が行われました。その成果により世界的な価値が明らかとなり、平成29年7月のユネスコ世界遺産登録に結実しました。本公開講座では、この研究成果を最近の知見と合わせて専門家から講義いただくことにより、本遺産群のもつ多様な価値を広く伝えます。
- 日時 令和元年7月より令和2年3月までの祝日、土曜日(全10回)
- 主催 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会
- 会場
海の道むなかた館 講義室
(住所)811-3504 福岡県宗像市深田588番地
(電話) 0940-62-2600
カメリアホール 大研修室
(住所)811-3304 福岡県福津市津屋崎1丁目7-2
(電話)0940-72-1207
- 定員 各回80名(要事前申込)
- 申込 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群HPから専用フォームにて 申込。受講費無料。
※第1、第2回は7月5日締め切り、第3回以降は10日前までにお申し込みください。
※定員を超える場合は抽選。当選者には開講日の一週間前までにメール にてお知らせします。
- (お問い合わせ先)福岡県人づくり・県民生活部文化振興課 世界遺産室 宗像・沖ノ島遺産係
- (住所)812-8577 福岡県博多区東公園7-7
- (電話)092-643-3162
- (メールアドレス)sekaiisan@pref.fukuoka.lg.jp
【公開講座一覧】
- 第1回 沖ノ島発掘調査の意義 ※終了しました
令和元年7月15日(月曜、祝日)10時30分から12時 海の道むなかた館
小田 富士雄氏「沖ノ島祭祀遺跡の調査と成果」
- 第2回 沖ノ島が語る日本古代の祭祀 ※終了しました
令和元年7月15日(祝日)14時から15時30分 海の道むなかた館
笹生 衛氏「宗像・沖ノ島祭祀の実像-古代の祭式からみた沖ノ島祭祀遺跡-」
- 第3回 宗像氏と対外交流 ※終了しました
令和元年9月7日(土曜)13時30分から16時30分 カメリアホール大研修室
亀田 修一氏「古代宗像の渡来人」
森 公章氏「文献史料から見た古代豪族宗像氏の交流」
- 第4回 沖ノ島祭祀以前 ※終了しました
令和元年9月21日(土曜)13時30分から16時30分 海の道むなかた館
武末 純一氏「沖ノ島祭祀の成立前史」
柳田 康雄氏「沖ノ島出土銅矛と青銅器祭祀」
- 第5回 カミマツリと沖ノ島
令和元年10月26日(土曜)13時30分から16時30分 海の道むなかた館
篠原 祐一氏「石材から見る沖ノ島の石製祭具」
西宮 秀紀氏「文献からみた古代王権・国家のカミマツリと神への捧げ物」
- 第6回 古代日本の祭祀と宗像
令和元年11月16日(土曜)13時30分から16時30分 海の道むなかた館
新谷 尚紀氏「日本民俗学(伝承分析学・traditionology:the study of traditions)からみる沖ノ島」
加瀬 直弥氏「古代神祇祭祀制度の中の宗像社」
- 第7回 ヤマト王権と沖ノ島
令和元年12月7日(土曜)13時30分から16時30分 カメリアホール大研修室
白石 太一郎氏「ヤマト王権と沖ノ島祭祀」
重藤 輝行氏「宗像地域における古墳時代首長の対外交渉と沖ノ島祭祀」
- 第8回 宗教、国家と沖ノ島
令和2年1月18日(土曜)13時30分から16時30分 海の道むなかた館
椙山 林継氏「神道史上における沖ノ島の祭祀」
ウェルナー・シュタインハウス氏「国家形成から見た沖ノ島」
- 第9回 宗像の信仰と人々の関わり
令和2年2月15日(土曜)13時30分から16時30分 海の道むなかた館
服部 英雄氏「宗像の島々:小呂島、沖ノ島、大島の歴史と地誌」
森 弘子氏「宗像大社の無形民俗文化財」
- 第10回 神話と建築にみる宗像信仰
令和2年3月14日(土曜)13時30分から16時30分 海の道むなかた館
亀井 輝一郎氏「古代の宗像氏と宗像神」
山野 善郎氏「近世宗像郡の寺社建築と宗像社」